東京に来て1年!

岸川 嵩さん
R6年(2024年)卒業  #第40回記念寄稿


1年前、東京に来たばかりの頃は、慣れない一人暮らしに戸惑い、高校時代に戻りたいと思うこともありました。しかし、忙し過ぎる毎日の中で、宇部高校で過ごした日々を思い出す回数は、かなり減ったように感じます。

大学では、勉強やサークル活動で充実した日々を送っています。中でも「FairWind」というサークルでの活動が、自分の今を語るうえで重要な要素となっています。「地方高校生に追い風(=FairWind)を」という理念のもと、地方と都会の教育格差是正という目標を掲げ、高校生に向けて企画を届ける団体です。(と聞くと、お堅い団体と思われるかもしれませんが、休日にメンバーと遊びに行くことも多く、楽しいサークルです。)

FairWindに入ったのは、自分の高校生のときの経験が深く関係しています。宇部高校には、自分と同じ大学を目指す仲間が少なかったので、苦労することもありました。そのような経験から、頑張る高校生を応援したいと自然に思うようになったのです。

ただ、今振り返ると、苦労することはあっても「つらい」と思う瞬間は少なかったと感じます。それは、いつも温かい言葉をかけてくれた友人や手厚くサポートしてくださった先生方のおかげだと強く感じます。きっとその存在がなければ、今自分はここにいないでしょう。

この度、中国地方の高校生を対象とした企画の責任者に選んでいただき、もしかしたら宇部高校の後輩たちに企画を届けられるかもしれないとワクワクしています。準備のために忙しい日々の中で、たまに電話などで友人の声を聞くと、いつもどこかほっとします。やはり、宇部高校という存在は自分にとって特別なんだなと実感しています。

宇部高校は、今の自分を形作ってくれた存在であり、どんなに大変なことがあっても安心して帰れる心のふるさとです。これからも、たくさんの思い出や人とのつながりを大切に、精いっぱい生きていこうと思います。

最後に、第40回という記念の年に寄稿文を書かせていただく機会をくださった実行委員の皆様に心より感謝申し上げます。

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