「勉強はあまりしなかった。でも、今も続く、楽しかった3年間」
橋本敦さん
H2 (1990年)卒業
私の宇部高で過ごした3年間は、とにかく楽しかったなーと思える時間でした。
勉強は、あまりしませんでした。友達に会いに、部活のサッカーをしに、あと、好きな子に会える(笑)、そんな目的で通っていました。おかげで浪人し、親には迷惑をかけたなと、後になって反省です。
僕は神原小学校・中学校出身ですが、高校になってからは西岐波に引っ越しました。自転車をこいで山大工学部の敷地内の近道を抜けて、喜多先生の風紀チェックをくぐり抜け、毎朝通った宇部高校、本当に懐かしいですね。
楽しかった出来事やイベントは多々ありますが、特に思い出深いのは、3年生の学園祭で司会をやった「フィーリングカップル5対5」です。毎年受け継がれていた学園祭の目玉企画で、「俺ら9組でやろうぜ!」と名乗りを上げて、出場者を一生懸命募集して、放課後みんなで夜遅くまで教室で準備して、楽しかったな~。
司会はテニス部のT君とやりました。柔道とか剣道をやる畳の部屋、あそこが会場で、当日は超満員で緊張しました。男女それぞれ5人一組、計6組の鼻息荒い男女と会場の熱気、今でも鮮明に覚えています。最後の3組目がひとりもカップルができずグダグダで終わってしまい、その日眠れませんでしたね(笑)。
あっという間の楽しかった3年間でしたが、宇部高時代の仲間とは、卒業してからも東京で、あるいは帰省したときの宇部で、よく集まって、飲んで歌って、楽しい時間は続きました。50歳になった今も続いています。H2の実行委員のメンバーは、これを機に集まったのではなく、もう10年近く、4半期に1回集まって「同窓会」をするメンバーです。50歳のやつらの制服着てた頃を知ってる、それだけでも面白いです(笑)。
いくつになっても、友だちは人生の宝です。その宝を私に与えてくれたのが宇部高だったと思います。私にとって宇部高は、青春時代をともに過ごした一生の友と巡り会えた場でした。本当に、ありがとうございました!